宮崎県は11日、同県串間市で59頭中5頭の野生馬から馬伝染性貧血の陽性反応が出たと発表した。人には感染しない。 感染した馬は、同市大納に生息し、国の天然記念物に指定されている御崎馬5頭。県は、今後感染が確認された5頭を早急に隔離。虫を媒介に感染が広がる可能性があることから、周辺に防虫ネットをつけるなどの対策を実施する。5月中旬をめどに御崎馬全110頭についても抗体検査を行う方針だ。 【関連記事】 宮崎で馬伝染病=1頭を安楽死処分−JRA 〔特集〕恐竜図鑑 〔写真特集〕世界の動物たち 〔写真特集〕動物の赤ちゃん 〔写真特集〕イヌワシ、ハヤブサ〜天空の覇者たち〜