一般的な携帯電話の基地局と言えば半径数キロ圏をカバーする大規模なものだが、地下や大規模な建物の奥まった場所、ビルの谷間にある住居などでは電波が入りづらく圏外になってしまう場所もある。こうした場所をカバーする存在として期待されているのが、半径数十メートル程度を対象エリアとした「フェムトセル」と呼ばれる小型基地局だ。 パナソニック モバイルコミュニケーションズがMobile World Congress 2009で展示したフェムトセルのコンセプトモデル(写真=左)。本来フェムトセルとしての機能にSIMカードは不要だが、認証用に必要となるケースを想定して、SIMカードスロットを用意(写真=右) Mobile World Congress 2009のパナソニック モバイルコミュニケーションズブースでは、家庭内ネットワークと連携するフェムトセルのコンセプトモデルを展示。パナソニックグループが得意とす
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