NTTドコモは2月26日、国際事業の説明会を開催し、ドコモ執行役員 国際事業部長の国枝俊成氏が国際事業の現状と今後の取り組みについて説明した。 WiMAXよりもLTEが主流になる 国枝氏は「2008年12月時点で、世界中で約40億人のユーザーが携帯電話を所有しており、普及率は(全人口の)6割に上る。その中で特に伸びているのがアジアと太平洋で、その次がアフリカと中東。2012年には携帯の普及率が80%にまで拡大するだろう」と世界の携帯電話契約者数の推移を説明した。 世界での携帯電話の方式は8割がGSMで占められており、3Gは日本では約9割に伸びたが、世界ではようやく2割に達したところ。ただし「GSM方式とW-CDMAは、ネットワーク構成での親和性があるため、今後はGSMからW-CDMAへの移行が進む」と同氏。 世界の携帯電話事業の潮流について同氏は「プリペイド端末やスマートフォンなどの“2台
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