コンクリートはそしてその材料組成から、粘りや靭性に欠ける脆性材料と言わざるを得ません。そして、水和反応に必要な量以上の水で混練りすることが避けられません。余剰な水分が逸失されることで生じる体積の減少。ましてや水和反応に伴う発熱…これらのひび割れは容易に抑制できるものではありません。外力や劣化によらなくともコンクリートはひび割れの発生が不可避な材料と言えます。 また、コンクリートは圧縮応力に強く、引張応力に弱いという材料上の宿命があります。そのために、鉄筋コンクリート構造にし、応力への分担を行っています。 それゆえ、以前はひび割れに関し、技術者は比較的寛容に接してきました。確かに、ひび割れの発生が「即、危険」ということではありません。ひび割れを正しく評価、その影響を推測することが肝心です。 ひび割れは構造物の直接の破壊ではありませんが、構造物の耐久性将来に安全性に影響を及ぼす可能性は大きいと
コンクリートに発生した微細ひび割れを目立たないように補修し美観を回復する、ひび割れ簡易補修材(【旧】NETIS:CG-110003-VE 活用促進技術) CS-21ひび割れ補修セットは、挙動が少なく漏水のない微細ひび割れを補修する材料(CS-21クリアーとCSパテ)のセットです。 1セット購入毎に、CSパテの色をグレイ・シルバー・シルバーホワイトの3色から選択して頂けます。異なる色のCSパテを混ぜ合わせることで色合わせが可能なため、補修跡がほとんど目立たないように補修することができます。 CS-21クリアーによりひび割れ内部を補修し、CSパテにより美観を回復することができます。 【 用 途 】 ・注入工法対象外のひび割れ補修(幅0.2mm程度以下/挙動小/非進行性/漏水なし)、ひび割れ注入時のシール材(従来工法でのシール材撤去の工程を省略できる) 【施工数量】 ・幅0.2mmのひび割れの場
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く