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ブックマーク / concom.jp (2)

  • ConCom | コンテンツ 現場の失敗と対策 | コンクリート工事 | 高架橋スラブに発生したひび割れ

    鉄道用複線PC単純T形桁橋(合成路盤)の建設において、横組スラブおよび張出しスラブに図-1に示すようなひび割れが発生した。支間長は23mであり、ひび割れはスラブ横断方向(橋軸直角方向)に10~15(約2m間隔)発生しており、断面を貫通するもの、下面のみのもの、上面のみのものなど様々であった。ひび割れの幅は0.1mm程度のものが多く最大でも0.2mmであった。当該工事の場合には、ひび割れ対策のための収縮目地として設計図面に従い橋軸直角方向に5m間隔に深さ10mmの目地を設置していた。しかし、その部分以外の場所にひび割れが発生し、収縮目地部にひび割れを誘発することができなかった。なお、地覆部分には目地は設置されておらず、かつひび割れの発生は認められなかった。 スラブコンクリート(厚さ300mm)の施工手順は図-1に示すとおり(①→④)であり、コンクリートの打込みは1月~8月に行い、配合は「普

    ta20160808
    ta20160808 2021/01/06
    ひび割れを通じて酸素や水分が鉄筋部分まで供給されると鉄筋腐食が生じる可能性があるため、発注者と協議のうえ、けい酸ナトリウムを主成分とする表面含浸材にて補修することとした。これは、コンクリート中の~
  • ConCom | コンテンツ 現場の失敗と対策 | コンクリート工事 | マスコンに生じたひび割れの補修

    高速自動車道路の地下トンネルに接続するインターチェンジのランプを構築中のことである。6月に底版、7月~8月に中床版、8月~10月に壁、9月~11月に頂版のコンクリートを打ち込んだ。図1は横断面図であり、コンクリートのリフト割を示す。構造継手の間隔は40mであり、継手間を1ブロックとしてコンクリートを打ち込んでいる。頂版コンクリート打込み後、1ヶ月の養生を経て、頂版の型枠及び支保工を外したので歩けるようになり、パトロールをしていたところ、頂版にひび割れが生じているのを見つけた(写真1、写真2)。 側壁の厚さは2m、頂版の厚さは1.5mであり、部材の厚さが80cm以上であることから設計段階でマスコンクリートとして1)取り扱われていた。このためセメントは中庸熱ポルトランドセメントが指定されていた。設計基準強度は24N/mm2である。 構造物全体のひび割れ状況を調査した結果、ひび割れは底版、中床版

    ta20160808
    ta20160808 2021/01/06
    ひび割れ幅が0.20mm以下の場合、一般的には補修不要とされているが、0.20mm以下のひび割れでも目立つものがあり、表面含浸工法を選定した。珪酸ナトリウムを主成分とする液体を数回繰り返し噴霧してひび割れに浸透させ~
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