フランス語の筆記体 今では綺麗な筆記体を書く人は少なくなり、ブロック体のような字を書くことが多いと思いますが、場合によっては万年筆を使って流麗な筆記体で書くこともあります。 このページの図版は、主に個人的に集めた 100 年ほど前の手紙・葉書から抜粋したものです。当時は小学校の義務教育で徹底して筆記体の練習をさせられたらしく、教養のない人でも(綴りを間違えながらでも)字だけはみな流れるような美しい字を書いています。 現在でもフランス人の手書きの文字は読みにくくて困ることがありますが、伝統的な筆記体の書き方の知識があると、何かと役に立ちます。 A B C 順の筆記体の表なら参考書などにも載っていますが、実際には 1つの字につき 1つの書き方を知っているだけでは対応できないケースも出てきます。皆が皆、フランスの小学校の教科書で習うような字を書くとは限りません。 以下では、筆記体が達筆すぎて読め