2009年02月04日 焼肉屋に例えて説明する"行動ターゲティング広告"の真実 この不況の中でも、行動ターゲティング広告は好調のようだ。確かに、費用対効果をより厳しく求める広告主に対して、行動ターゲティングは、セールストーク的に「刺さる」商品だと思う。 しかしながら、広告メディア企業の立場からみたときに、行動ターゲティングが、バラ色の未来を自動的に保証すると思うののは危険である。これまで行動ターゲティングについては、プライバシー保持の問題と絡めて、その功罪が論じられることが多かったが、そもそも広告ビジネスにとり、広告を「ターゲティング」することは、売上拡大をひねり出す「打ち出の小槌」ではないのだということを、焼肉におけるミンチとハラミの関係を例に説明してみようと思う。 そもそも、行動ターゲティング広告だけではなく、検索エンジンへの出稿やデモグラフィックでのターゲティングを含む広義のターゲテ