11月に発売されたエロゲー専門誌「TECH GIAN」2015年1月号(KADOKAWAエンターブレイン)が空前の売り上げをみせ、Amazonなどでも一時売り切れとなる事態が起こった。 もはや売り上げは横ばい~右肩下がりが当然で、美味しい話など聞かないエロゲー業界。そうした中で、エロゲー専門誌としては先日「DENGEKI HIME」(KADOKAWAアスキー・メディアワークス)が休刊を発表するなど、“先細り”の世界とされてきた。ところが、ここに来て「TECH GIAN」が予想外の売り上げを見せた理由とは、一体なんなのだろうか? この2015年1月号が急速に売り上げを増やした理由としてもっぱら囁かれているのが、過去の製品版エロゲー丸々一本を収録した付録DVDだ。これまでも「TECH GIAN」は、過去作の全編収録DVDで人気を博してきた。今回収録された作品は『終末の過ごし方』。1999年に発
『リトルバスターズ!』『トータル・イクリプス』『恋と選挙とチョコレート』『Fate/Zero』……これらは2012年に放送されたテレビアニメのタイトルだ。アニメファンでなくても、タイトル名くらいは聞いたことがあるかもしれない。 実は、これらのアニメには共通点がある。それは物語の原作が美少女ゲームであることだ。美少女ゲームとは美少女キャラクターが登場し、物語の主軸をなすPCゲームを指す。物語の進行中に18禁要素(性描写などのアダルト要素)を含んでいるのが大きな特徴だ。 美少女ゲーム原作のテレビアニメは2000年代に入ってから増え、有名なところでは『Kanon』『AIR』(Key)、『君が望む永遠』(アージュ)、『School Days』 (Overflow)、『ef』(minori)などがある。特に、事故の影響で記憶を失った主人公の元恋人と現在の恋人との間に起こる葛藤を描いた『君が望む永遠』
美少女ゲームに希望はあるのか?minori酒井「業界の既存システムは死んだ。でも再編すれば新たな可能性が広がるかもしれない」 前編では美少女ゲーム業界におけるクラウドファンディングについてminoriの酒井伸和氏に考えをうかがった。後編では美少女ゲーム業界について改めて、社長とは異なる視点で話をうかがうことができた。ここで語られたのはBusiness Journalで語られたことや、前編ともまた違った実に興味深い話である。 ――『ソレヨリノ前奏詩』が10月30日から予約開始となりましたが、開発状況はどうでしょうか。 酒井伸和(以下酒):2015年2月27日にリリース予定なんですが、いま若手に頑張ってもらっていますよ。 ――昨年発売された『12の月のイヴ』は評判が良かったようですね。販売本数も目標に届いたのですか? 酒:目標には届きました。ただ、今のminoriは、『すぴぱら』(編注:201
ゲーム制作にクラウドファンディングは向いていない? minori酒井「クラウドファンディングに夢を見るな」 最近クラウドファンディングという言葉を目にする。これは「特定多数の人がインターネット等で財源の提供や協力を呼びかける」ことを指した現代用語で、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語だ。要は銀行などから出資を受けずに、インターネットで有志の一般出資者を募るということだ。 この言葉はよくゲーム業界で目にする。元カプコンのゲームクリエイターだった稲船敬二氏が横スクロールアクションゲーム『Mighty No.9』の開発で、4億円という驚異的な金額をクラウドファンディングで集めた。美少女ゲームにおいては、OVERDRIVEが「『KICK START GENERATION』公演映像化計画」で986万円を集め、Keyが美少女ゲームの名作『CLANNAD』の海外版リリースの
こちらがStudio GUのトップに掲載されている画像。 ドジっ子やらチビキャラやら、萌えのバーゲンセール状態だ。 『ラブプラス』(コナミデジタルエンタテインメン=以下、コナミ)の大ヒットを筆頭に、『THE IDOLM@STER Dearly Stars』(ナムコ)、『ドリームクラブ』(D3PUBLISHER)の発売、そして『ときめきメモリアル4』(コナミ)の発売日決定とにわかに盛り上がりをみせる昨今の美少女ゲーム業界。 この美少女ゲーム隆盛のビッグウェーブは、日本のみならず遠くアジアはタイ王国からも押し寄せていた。その波とは『Re Angel』というタイトルのことだ。 本作は、タイのゲーム製作者有志によって結成された同人サークル「Studio GU」が現在開発中の同人ゲーム。今年5月頃に動画がニコニコ動画などで公開されるやいなや、「これはイケる」「萌える!」とゲームファンの間で話題沸騰と
わたしが通り魔犯についてのコラムを書いた直後、秋葉原で恐ろしい通り魔事件が起きてしまった。事件が起きた6月8日、ちょうどわたしは秋葉原に買い物に行く途中だったが、事件のことを知って行くのをやめた。 なぜ、犯人は自分1人で自殺しなかったのか。なぜ、全く関係ない人を殺したのか、殺された方々のことを考えるとやりきれないし、許し難いことだ。 今回は、殺傷能力の高いダガーナイフを使ったり、福井の武器ショップでナイフを5本もまとめ買いしたりと、ナイフの売り方・規制の仕方にも大きな問題を投げかけた。通常の用途で5本も一度にまとめ買いすることなどあり得ない。 既に警察庁やいくつかの県が、青少年に対するダガーナイフ販売の規制に乗り出している。また、販売店と連携し、購入者の身元確認をするなど、ナイフ販売に一定のルールを設けていく方向に進んでもいる。できればこれを、全国で推し進めてほしいものだ。 刃渡り
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