色から言葉へ、言葉から色へ。 - 札幌の景観色 はじめに 北国最大の都札幌、直行した広い交差点、すっきりした街並み、 緑豊かな大自然に囲まれた憧れの町、札幌 6月、ほとんどの花が一斉に咲き、そして祭りがスタートする。 ポプラの梢が、眩しい夏の日差しを受けてきらきら輝く。 大通り公園の秋は、ほんのわずかな陽だまりに枯葉が舞落ちる。 一面真っ白に雪が積もり、正月が終わると雪祭りの準備が始まる。 じっとエネルギィを蓄えて、雪が消えるのをひたすら待つ。 馬糞風とはさすが今は言われないが、ともあれ乾燥した冷たい北風が吹く春。 路面電車がゆっくり走り、地下鉄の出口から通勤客が現れる。 夕暮れには大型観光バスが次々と大勢の観光客を乗せてホテルに到着する。 ライトアップされた建物が北国のブルーブラックの夜空に浮かび上がる。 自然と街、人と物、すべて色でつながる瞬間。 札幌らしい色、豊かさや幸せを感じる色で