この樹は所有者の許可を得て山採りをしました。私の棚に仲間入りした時は平凡な模様樹木、いつの間にか棚の隅に追いやられていました。幾年前の春先になるか記憶はさだかではないが、退屈しのぎに現在の姿に改作をして見ました。幹は落雷か春先の湿った雪の重みで折れたのか色々な要因が想定されます。途中の枝に切り込みを入れ曲げて落枝にして見ました。妻はこの樹を見てへんな樹と軽蔑したように言います。でも、近所の大工さんが私の盆栽棚を見に来てくれた時一番にこの樹を気に入ってくれました。それから培養管理に熱が入るようになり今日に至っています。 この写真は現在の樹形です。ミドリも威勢良く伸び、葉に展開する寸前の写真です。このまま放置しておくと樹形も乱れ見られなくなります。そこで枝作りを兼ね新芽をあえて元から切って二番目を出させることにより、長く伸びる葉を短くでき、芽数を増やし、枝の間延びを抑える効果があります。この様
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