私が出会った初めての痴漢。 その相手は中学生くらいの男子で、私は中学一年生でした。 彼の甘い吐息は生臭くて、電車の中でこんなに苦しそうにハァハァ喘ぐ彼は きっと前世で特別な因果を背負っているのだと思いました。 そうゆうわけで、電車通学を始めたばかりの私が、中学一年生の時。 私は生れて初めて痴漢に遭いました。 相手は同い年くらいの男子。 痴漢と言っても、最初は制服の上から尻をなでまわされる程度だったので、「もしかしたら気のせいかもしれないし、そうだったら申し訳ない」と思い、別にさほど気にしていないようにしていたのですが、流石に彼の手がパンツの中にまで浸食してきそうになった時、流石の私も心がふるえました。 勇気をだして、「やめてください!」と叫んだところ、彼は「なんだなんだ?」と言いながら、あわてて私のスカートから手を引っこ抜きました。 これがマイファースト痴漢体験です。 次に遭った痴漢も、や