昨年、#笑ってはいけないSIerというハッシュタグがTwitter上で流行したことがあった。その際、数々の優秀な(ブラック)ジョークに紛れてGPLに対する誤った批判がなされてしまった。その内容はTogetterにおいて「そもそもOSSがサポート無いと使えない。GPLは禁止。OSSを使うのに研修を受ける必要がある。OSSのソースを読むのは禁止。#笑ってはいけないSIer」から派生したGPLについての談義としてまとめられている。その後さらに、書籍「ソフトウェアライセンスの基礎知識」の著者である可知豊氏が「GPL適用のソースコードを他言語に移植してBSDライセンスに変更できるか」というエントリで著作権法と照らし合わせながら見解を語ってくれ、そしてコメント欄でいくつかのやり取りが発生するということがあった。可知氏の考察はさすがというべきか、著作権法の適用範囲について詳しく解説されているので一見の価
![GPLソフトウェアの移植とライセンスの変更に見る著作権の問題](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1946584c1109fd113f49a62abe33b19ded268448/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flh6.googleusercontent.com%2F-Om_IligLd5c%2FTTT9MTGM31I%2FAAAAAAAAAfw%2FABg9hRZifTo%2Fs800%2Flogo.png)