内幸町の日本プレスセンタービルで行われた、JAXAの宇宙教育センター長・的川泰宣先生の講演会に参加。年末年始に掛けて、新聞各紙の科学技術面や、テレビの科学番組を大いににぎわせた惑星探査機「はやぶさ」の業績などについての報告です。 各報道機関で報じられているので、はやぶさが何をしたかについては他のサイトに譲ります。ただ、的川先生の“自己評価”は、小惑星イトカワの岩石を採取したかについてはまだ結果は出ていないが、その他の新型惑星探査機としての機能という面では、ほぼ金メダル級の役割を果たせたのではないかというものでした。 おもしろかったのは、「はやぶさ」というネーミングが決まるまでの経緯です。 当時の宇宙科学研究所の関係者などでこの探査機にネーミングを付けるにあたって、候補がいくつか出たそうです。で、もっとも人気が高かったのがじつは「はやぶさ」ではなく「アトム」でした。打ち上げの2003年が鉄腕