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生産性とデフレに関するtackn-kのブックマーク (2)

  • スタグフレーションはあり得るか(改)

    大震災による深刻なダメージを受けている日経済であるが、それを取り巻く外的要因の1つである「資源高」の傾向は震災前と変わらず続いており、その影響についても無視したり、忘れてしまうわけにはいかない。資源高、すなわち資源価格の上昇は、原材料費の高騰につながるコストアップ要因である。そこで、ものの価格をその費用面から改めて考えてみることにしよう。 なお、今回の議論は、先回の議論を若干敷衍し、東日大震災の発生を踏まえて補足したものである。 価格を費用面から見ると、生産物1単位あたりの(労働コスト+非労働コスト[原材料費等]+利潤)からなるとみなせる。このうちの(非労働コスト+利潤)の労働コストに対する比率をγと定義すると、価格=(1+γ)×単位労働コストだといえる。このγのことを一般に「マークアップ率」と呼んだりしている。 時間あたりの賃金をw、労働投入量(のべ時間)をL、生産量をYとすると、w

    スタグフレーションはあり得るか(改)
  • 齊藤 誠  一橋大学大学院経済学研究科教授低生産性・高コスト構造を自覚せよ

    1994年ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド編集部にて、流通・電機・IT業界、国際金融、財政政策、マクロ経済を担当。2006年より現職。 デフレ日 長期低迷の検証 20年もの長きにわたって低迷を続ける日経済を、気鋭の経済学者とともに検証する。 バックナンバー一覧 齊藤 誠(Makoto Saito) 一橋大学大学院経済学研究科教授 1960年生まれ。京都大学経済学部卒業、米マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了。経済学博士。住友信託銀行、英ブリティッシュコロンビア大学助教授などを経て、2001年より現職。専門はマクロ経済学、金融経済論。07年日経済学会・石川賞受賞。主な著書に『資産価格とマクロ経済』(日経済新聞出版社、07年)。 Photo by Masato Kato ──日経済の現状をどうとらえているか。 実質国内総生産(GDP)も物価水準も為替レートも、主な経済指標は

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