< 数冊なら机の上でもいいだろう。数十冊なら枕元でもいいだろう。しかし数百冊になると本棚は必須。数千冊を超えると本棚が日用品と干渉するようになり、そして数万冊となると不動産の問題になってくるのだ。 < そうなんです。そんなだから、前々から本を裁断&スキャンして電子化(PDF 化)しようと思っていて、今年のゴールデンウィークは、本の裁断&スキャンに没頭していました。 誰だってある程度数をこなせばコツをつかむものだと思うのですが、大切な本、1冊だって失敗したくないって人のために、気をつけるべきポイントをまとめてみます。 今回はとりあえず本の「裁断」について。あんまり長くなるとアレなので、スキャンその他については次の機会にチャレンジしてみる予定です。 **(2010年5月20日、5月30日、8月29日、9月17日 追記) スキャンや PDF 圧縮、PDF リーダーについても書きました。よろしけれ
ここ数日、断裁機→ScanSnap→ i文庫HD という流れで書いている以下のエントリが大変好評なようで、とてもうれしいです。 Desire for wealth : 男の娘オンリーマガジン「わぁい!」が届いたので何も考えず iPad に入れた Desire for wealth : i文庫HDが決定的すぎてやばい & フォルダごとUSB転送する裏技 こうしてできた pdf は、iPad で読むならいいのですが、iPhone などその他の画面が小さいデバイスに転送するには、ちょっとサイズが大きいのです。また、iPad 上の i文庫 HDでも pdf のサイズが大きいとメモリ不足になったりすることがあるようです。 読むデバイスが固定の場合は、dpi での指定ではなくて、イメージのサイズを固定したいですよね。 そこで、いろんな方法があるとは思いますが、ここでは OS X の標準機能を使ってサイ
ネットでさんざんやられてる、ScanSnapとPK-513Lの組み合わせでの書籍電子化についに手を出してみました。 ScanSnap S1500 こちらが、電子書籍化の要。「ScanSnap S1500」 切り刻んだ書籍をプリンタみたいに次々1ページづつ読み込んで両面スキャンをしてpdfやらjpeg化してくれるモノ。ページの多重読み込みの検知は代を重ねるごとに進化していて「超音波方式マルチフィードセンサー」なるカコイイ名前の機能でバッチリ検知してくれる優れもの。まず間違いない感じ。 逆に、セットした紙を間違って2枚同時に読み込んだりすることの方は2000枚に1枚ぐらいの感じ。もちろん超音波方式マルチフィードセンサァァーーッ!が検知してくれるのでバッチリ。 むしろ間違って2枚読まれるときは、その2枚はなんらかつながっている時の方が多い。ちゃんと裁断されずにノリが残っててつながってるとか、端っ
紙の本をスキャンして自分で電子化するコトを自炊と称するらしい。940SCは携帯にしては画面が大きいので自炊したマンガを読めなくもない。 本を断裁する。見開きで断ち切りいっぱいまでつかったコマ割りの多い作品だと妥協するのがむつかしいところだが、完全にページがバラバラに離れるよう、余裕をもって断裁する方が後々ラク。残った糊で紙が剥がれないとスキャナへのフィードでトラブルが起こりやすい。また糊が残っていると光学部品も汚れやすい。平綴じの本は断裁機で切断しづらいが、構造上綴じ代いっぱいまで読み込むコトはたやすい。 読み取りにはScanSnap S1500をオススメする。キヤノンのスキャナも高性能らしい。S1500はフィード能力がズバ抜けていて読み取り失敗が少ない。スキャン速度も個人ユースでは最高の部類であろう。 モノクロのマンガであれば”読み取りモード”の”カラーモードの選択”は”グレー”にしよう
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