ドクターシーラボが4年もの間急成長を続けられた背景には、「高速でPDCAサイクルを回転させる仕組み作り」があった。 plan(現状分析と計画) ドクターシーラボは1999年の創業以来、2005年頃まで順調に売り上げを伸ばしてきた。現会長で現役の医師でもある城野親徳(旧字体)氏が、皮膚科クリニックの患者の声を基にスキンケア商品を開発、この商品が見事ヒットしたのだ。2005年当時の販売チャネルの構成比率は、通販売り上げが6割、卸問屋経由が3割、百貨店販売が1割だった。だが、2006年頃からWeb上での売り上げが伸び悩むようになる。当時から同社は積極的にWebマーケティング施策を実施していた。バナー広告、SEO対策、リスティング対策、TVCMと連動したLPO(ランディングページオプティマイゼーション)などである。Webでの売上不調の原因は他社製品の躍進や販路の急拡大等など課題として存在しているよ