ここにきて、なぜ正假名遣ひ實踐者が登場したか考へてみよう。まづ情報の匿名性であらう。次に情報の永續性が決定的な役割を演じた。以前にもパソコン通信やネットニュースなどの情報發信の方法はあつたが、これらの方法では完全な匿名性や永續性は保證されない。匿名でもメールアドレスが分かつてしまふからである。また、他人の投稿によつて自分の投稿が流されてしまふ。これでは永續性がなくなる。一方、Webページによる情報の發信では匿名性と永續性が保證される。 ところで、匿名でなければ、情報を發信できない時點で、正假名遣ひの環境が嚴しいと歎く人もゐる。もちろん、實名を出して正假名遣ひを實踐されるかたも少數であるがゐる。國語問題協議會の重鎭のやうに(失禮だが)お迎へが近いかたは、温かくスルーされるが、若い世代の正假名遣ひ實踐者は、實名を出すと、かなりの確率で迫害されてゐる。 迫害される理由は、それが異端だからである。
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