GoogleやYahoo!といったネット企業に比べて規模が小さく、印象の薄かったマイクロソフトの広告ビジネスが、Windows 8によって浮上するかもしれない。タッチパネル操作を前提としたWindows 8では、従来までのデスクトップアプリに加えて、「Windowsストアアプリ」が用意されている。Windows 8アプリは、JavaScriptやHTMLでも開発できるライトなアプリで、国内でも日経新聞電子版やニコニコ動画、クックパッドなどがすでにアプリを提供。マイクロソフトはこのWindowsストアアプリを対象に、「Windows 8アプリ内広告(仮称)」として広告を配信できるようにする。 アプリ内広告はiOSやAndroidといったスマートデバイス向けのOSではおなじみだが、PC向けのOSとして長い歴史を持つWindowsにとっては大きな挑戦だ。これまで「広告がないアプリ」に慣れてきたP