2011年4月12日、全身まひを患うキャシー・ハッチンソン(Cathy Hutchinson)さん(右)が思考のみでコントロールするロボットアームを使って飲み物を口元に運び飲むことに成功した時の様子を写したビデオ画像(2012年5月16日提供)。(c)AFP/NATURE 【5月17日 AFP】米科学者らが開発した思考のみでコントロールするロボットアームを使って、全身まひの女性がボトル入りコーヒーを飲む実験に成功した。開発が進めば将来、全身まひ患者が再び自立した生活を送れるようになるかもしれない。 16日の米科学誌ネイチャー(Nature)に発表された研究によると、歴史的瞬間が生まれたのは2011年4月12日。14年前に脳卒中で全身まひとなり話すこともできなくなったキャシー・ハッチンソン(Cathy Hutchinson)さん(58)が、頭の中で念じるだけでロボットアームを動かし、机の上の
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