iモード開始とともに今年で10周年を迎えたモバイルコンテンツ業界。08年に発表された公式サイトの市場規模は各キャリア総額で約1兆1464億円となっている。だが、その市場は現在、「モバゲー」「GREE」など、勝手サイトと呼ばれるサイトに脅かされているというが……。 ケータイコンテンツの発展を語るとき、欠かせないのが「勝手サイト」の存在だ。「勝手サイト」とは、無料ゲームをウリとした『モバゲータウン』や複数のケータイ小説のベストセラーを生み出した『魔法のiらんど』など、各キャリアの公式サイトには含まれていないサイトのこと。公式サイトと違って「通信費以外の利用料がかからず、無料で利用できる」点が人気となり、04年には総アクセス数で公式サイトを逆転、爆発的に利用者数を増やしていったのだ。 ビジネスモデルを見ると、公式サイトは広告バナーを貼ることが制限されており、収入は基本的にユーザーから徴収する月額
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