三浦太郎(1968年生まれ)は、2004年にヨーロッパで絵本作家としてデビューし、その後、日本国内でも『くっついた』や『ちいさなおうさま』など話題の絵本を次々に出版してきました。優れたデザイン感覚やアイデアあふれる展開で読者を魅了する絵本は、たくさんの国で翻訳出版されています。 三浦が絵本作りを始めたのは、板橋区立美術館で「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を観覧したことがきっかけでした。板橋区立美術館は、三浦の2001年のボローニャ展初入選から20年以上にわたり、その活動と変遷に伴走してきました。2014年からは、ステンシルを使って描くタブロー(絵画作品)のシリーズを発表し始め、ボローニャ近代美術館で展覧会も開催しました。さらに近年は風景スケッチにも取り組んでいます。 三浦太郎の絵本とタブローの仕事を紹介する本展では、絵本原画、新作のタブロー、初公開となる風景スケッチなども展示し、その
Imagine-2 2018 アクリル絵具、キャンバス 130.5×89.5 cm 作家蔵 photo:木奥恵三 目の前に広がる見知らぬ風景に、不思議な構築物がそびえ立つ。なぜか懐かしさを感じさせる野又穫(のまた みのる1955-)の絵画は、架空の光景と一言で片付けることのできない、現実と地続きにある非現実とでもいうべき独特の世界が特徴です。当館コレクションの寄贈者・寺田小太郎氏は野又の作品をこよなく愛し、1980年代から毎年収集を続け、代表作40点あまりが収蔵される最大の所蔵館となりました。 野又は東京藝術大学でデザインを学んだ後、広告代理店のアートディレクターとして勤務するかたわら絵画制作に取り組みました。1986年佐賀町エキジビット・スペースでの個展を皮切りに、いくつかの個展を開催して作家活動に専念することとなり、以降「知る人ぞ知る」作家として熱心なファンの注目を集めてきました。そ
いわさきちひろの生誕100年にあたる2018年、ちひろ美術館では「Life」をテーマに、さまざまな分野で活躍する作家たちとコラボレートし、新しい展覧会のあり方を模索する。今、まさに「Life」をテーマに取り組んでいる作家。いわさきちひろをインスピレーションのもととして新たな作品を生み出す作家。いわさきちひろと響き合う感性を持つ作家。7組の作家たちとのコラボレーションを通して、いわさきちひろの新たな世界が開かれる。 【展示スケジュール】 ●会場:安曇野ちひろ美術館 plaplax(近森基+久納鏡子+筧康明+小原藍)「あそぶ」 会期:2018年3月1日(木)~5月7日(月) 石内都「ひろしま」 会期:2018年5月12日(土)~7月16日(月) トラフ建築設計事務所「子どものへや」 会期:2018年7月21日(土)~9月25日(火) 谷川俊太郎「みんないきてる」 会期:2018年9月29日(土
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く