日本IBMは,ソフトウエア資産の再利用を支援するソフトウエア「Rational Asset Manager(RAM)V7日本語版」の出荷を開始した。SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づいて作成されたサービスに加えて,ソースコードやドキュメントなどを再利用可能な形で作成し,保守・管理するまでの作業を組織的に実行できるようにするのが狙い。「過去何十年もソフトウエアの再利用に対する取り組みは続いているが,いまだに浸透していない。RAMはその反省に基づいて作られている」と,ソフトウェア事業ラショナル・テクニカル・セールス&サービスの藤井智弘氏は話す。 RAMが対象とするソフトウエア資産は,サービス,ソースコード,ドキュメント,さらにバイナリ・コード,プレゼンテーション資料,パターン,プロセス・フローなど,特に制限はない。RAMでは,これらに関する情報(メタデータ)をRAS(Reusable
![SOAのサービスやソースコードの組織的な再利用を支援,日本IBMが新ソフト投入](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)