K-1の現役チャンピオンに穏やかならぬ話である。練習仲間だったアマチュアの元キックボクシング選手が「3年前、練習中に一方的に暴行され、鼻と顎を骨折させられた」と警察に訴え出たのだ。チャンピオンは取材に「故意ではなく練習中の事故だった」などと反論している。(前後編の前編) 【写真26枚】「K-1の現役チャンプから暴行を受けた」と訴えるAさんの「顔面崩壊画像」と「一方的に殴られる練習動画」。チャンプ側の「反論LINE・動画」も *** 「格闘家の拳は凶器です。こんな練習が許されていいはずがない。まさに顔面崩壊です。息子はあの男と出会ったばかりに精神もボロボロになって変わり果てて帰ってきた」 父親は開口一番こう怒りをぶちまけた。今年4月、アマチュアのキックボクシング選手だったAさん(30代前半)は父親に伴われて取材に現れた。2人が見せてくれた十数枚の写真は度肝を抜くものだった。 元の顔がわからな