アイワのピュア・オーディオブランド、EXCELIA(エクセリア)。時の社長はかの工学博士・中島平太郎氏。当時の同社は世界初の民生用DAT EXCELIA XD-001を始め、数々の傑作を世に送り出していました。そのカセットデッキカテゴリーのフラッグシップがXK-009 です。 エンジニアたちが技術力を結集し、その音質で発売当時数々の賞を受賞した名機であり、晩年の低価格路線移行後の製品からは考えられないような贅沢な構成をしています。この「ゼロ・ゼロ・ナイン」が発揮するレッドゾーン限界性能で、カセットテープがHi-Fiオーディオとして奏でるその繊細かつパワフルな音に驚かれること間違いなしです。