遠藤、点取り屋に変身…G大阪 G大阪の西野朗監督(54)が日本代表MF遠藤保仁(29)の司令塔の座を封印する。大分戦(25日・万博)に向け調整を行った22日、指揮官は攻守の起点となる背番号7に、自らパスの受け手となることを求めた。 「自分たちから動くことでスペースは生まれる。遠藤にもパス出しだけでなく、前線に近いところで点に絡んでほしい」と、西野監督。攻撃サッカーからカウンター主体へと移行を図るチームはリーグでは32得点を挙げているが、レアンドロを始めFWだけで全体の約63%の20得点と昨季の37%から大幅に増えている。密着マークを受けるFW陣に代わり、2列目から飛び出すことで中盤の得点機会を増やす狙いだ。 遠藤も「間違いなくそういう動きは必要になる。攻撃の幅も広がると思う」と、さらなるプレースタイルの変化に意欲十分。なりふり構わない姿勢で、6連敗中のホームで白星をつかむ。 (2009年