千葉残留へ“劇薬” 強化部門トップを解任 17位に低迷する千葉が、シーズン中に強化部門トップのリストラを強行したことが18日、明らかになった。昼田宗昭強化シニアマネジャー(SM=43)の今月限りでの解任が決まったもので、後任には現在北マリアナ諸島代表の監督を務め、00、01年に市原(現千葉)の監督代行経験がある神戸清雄氏(48)が就任する。 千葉は今季開幕から不振にあえぎ、7月27日にアレックス・ミラー前監督(60)を更迭。現在は江尻篤彦監督(42)が指揮を執るが、9戦連続未勝利で前節には16位から17位に転落した。三木博計社長(59)が望んでいた10月までのJ1残留決定が不可能となり、指揮官に続いて強化トップが責任を追及された形だ。だが、昼田SMは江尻監督や選手からの人望が厚く、突然の解任で現場に波紋が広がるのは必至。これで“オシム派一掃”となった千葉に、昨季に続く奇跡は起きるのだ