◆ はじめに スタイルシートを利用すると従来のHTMLのタグでは不可能だった見栄えやレイアウトのページを、それほど無理なく作成することができます。 フォントの種類や形状、サイズ、マージン設定、インデント、バックグランドカラー、バックグランドイメージなど、広範囲にわたるコントロールが可能です。 しかし、それには、「正しいHTML」で書かれたHTML文書でないとなりませんが...。 つまり、HTMLは効率的に情報交換を行えるよう、文書の「構造」を記述することを目的にしています。そこに文字の色や形などの情報が混じってくると、せっかくの情報が不明確になってしまいます。 そこで、スタイルシートがそこを担当するわけです。 スタイルシートは、文書とは別の場所に定義しておき、それを構造に対して適用するという考え方です。いったん定義したスタイルは、複数の文書で共有できますから、全体のデザインに一貫性を持たせ