新生「かっぱ寿司」を視察した。古くさいキャラクターは消え、ロゴも一新。 店の雰囲気もお洒落になり、以前のようなチープさは感じさせない。 何より変わったのは、味である。 「平日90円」を大々的にPRしていた頃は、加速度的にネタが悪くなり、「安かろうマズかろう」が、世間の評判となっていた。だが、新しい「かっぱ寿司」は、普通に旨い。明らかに美味しくなっている。これなら、日常的に利用しても良いと思う。ある意味、「かっぱ寿司」は復活したと言っても良い。 しかしながら、業績は上向きとはなっていない。2016年4〜12月期の連結最終損益は、55億7000万円の赤字となっている。「安くて美味しいお店」としては復活したが、事業としては危機的な状況のままである。安くて美味しいのに、なぜ客が来ないのか。 ■ボリューム十分、でも高い…そんなネタは求められていない ひと言で言えば、「安かろうマズかろう」のイメージが
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