☆篠ア香織はちょっぴりドジなごくフツーの女のコ。でもゲームがとにかく大好きで、気がつくとゲーム機の前で夜が明けていたこともしばしば。そんな香織が楽しみにしていたことは、駅前のデパートの屋上にある木馬に乗ることだった。「私の王子さまはいつ現れるのかな」答えない木馬に語りかける香織。その時香織の目に、木馬の腹にある「namco」の文字が飛び込んできた!「私もこの木馬みたいに、みんなを楽しませることができるかしら」香織はナムコの門を叩くことを決意したのだった。 ☆ナムコに入社してからの香織は、おっちょこちょいながらも一生懸命がんばって、かわいいキャラクターを作り出す。伝説のゲームクリエイターとの出会い、ライバルの登場……そんな経験を経て、香織はいつしか一つの想いを抱くようになった。「女の子向けのゲームを作りたい!」 ☆しかし、その道は険しく、企画はなかなか通らない。持ち前の明るさで、笑顔は絶