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ブックマーク / genesis.hatenadiary.jp (7)

  • 大学院はてな :: カニューレ装着児の保育園入園 - 博物士

    研究会にて,保育園入園承諾義務付け等確認事件(東京地裁判決・平成18年10月25日・判例集未登載)を検討*1。 喉に穴を開けてカニューレと呼ばれる装置を常時装着することで空気の通り道を確保しなければならない女児が保育園への入園を希望したところ,被告(東大和市)がこれを拒否したため,児童福祉法24条1項ただし書きにいう「やむを得ない事由」の存否が争われた事案。 結論から言うと,請求が認められました。新聞報道によると,市の側が控訴しないことを決断したため,訴訟は終了している模様。国会で代議士が質問するなど運動が展開されていた。 http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000139999990267 (朝日新聞) http://www.michiyo-t.com/policy/20040517.html (高木美智代議員) http://www

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    taigo 2007/03/27
  • 博物士 - 細田守『時をかける少女』と近藤喜文『耳をすませば』の相同

    細田守監督の映画『時をかける少女』を観てきました。 良かった。 特筆すべきは声の演技。例えば随所に組み込まれているキャッチボールをするシーン。「気怠い日常」を表現する場面だが,ここで過剰な演出をされたり,逆に素人芝居をされたら台無しになるところ。そこを無理のない,のびのびとした,表情豊かな声で魅せてくれた。主役の紺野真琴を演じる仲里依紗の声は,聞いているだけでも楽しい。もっとも,不自然なところもありましたけれどね。後ろの方に真琴が駆けていくのをカメラが追いかける場面があるのですが,なんか「息を切らして走っている」のではなく「えっちなことをして喘(あえ)いでいる」ような気が……(それも一興でしたが)。 http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/index.php?cnts=info#20060404 (予告編) 映像は,とても滑らか(いかにも東映アニメーション仕込

  • 刑法には「人を殺してはいけない」とは書かれていない - 博物士

    かねてより気になっていたことを,つらつらと。取り留めもない話になるけれど。 法律に不慣れな人は,下手に法律を持ち出して議論しない方がいい。べつに「シロウトは法律問題に口を出すな!」というわけではないです。法律は《技巧》の上に成り立っているので,議論の中で使いこなすのは難しいということ。共感を得たいなら,主観的な感情を率直に出してしまった方がいい場面がある*1。 例えば『人を殺してはいけない』とか『妊娠中絶をしてはいけない』といった話をする場合だが,それが「刑法に書いてある」などと言うと厳密には間違いになってしまいかねない。ウソだと思ったら条文の文言を確かめてみて欲しい。 第199条(殺人) 人を殺した者は,死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。 第212条(堕胎) 妊娠中の女子が薬物を用い,又はその他の方法により,堕胎したときは,一年以下の懲役に処する。 http://law.e-g

    刑法には「人を殺してはいけない」とは書かれていない - 博物士
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    taigo 2006/07/09
  • はてぶタグを縦1列に並べるためのスタイルシート - 博物士

    http://d.hatena.ne.jp/REV/20060427#p5 にて b:id:genesis をご紹介いただきました*1。せっかくの機会なので,少しばかり情報提供しておきます。 秩序だっていない keywordcloud が好きになれない性格なもので,はてなブックマークのタグについても CSS を操作することで整列させています。次の文を [設定]‐[デザイン編集]‐[スタイルシート] に書き加えることで実現させました。なお,これは「基テーマ」に合わせたもの。 div.taglist { width: 15%; margin-left: 48px; margin-bottom: 32px; } div.taglist ul li { display: block; background: #fafafa; border: 1px solid #eeeeee; padding-

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    taigo 2006/04/29
  • 新城カズマ 『ライトノベル「超」入門』 - 博物士

    読み始めて3頁目で確信した。これは面白いに違いない。 読みながら何度も笑った。軽妙な筆致で楽しませてくれる。 読み終わったとき,興味深いところに貼り付けておいた付箋は40枚を超えていた。いつもは一桁なのに。 新城カズマ(しんじょう・かずま)『ライトノベル「超」入門』(ISBN:4797333383)の意義は,次の3点に求めることができよう。 【1】 ライトノベルという存在の過去と現在について,アンケートやインタビューあるいは対談を交えず,単独の著者が書いたものであること。 これだけで書は十分な価値がある。これまでに刊行された解説書はカタログとしての要素が強かったように思うが,書は分析として一筋が通っている。 【2】 現状をあるがままに記述するのではなく,現象に対して考察を巡らせたうえで,湧き上がる「なぜ?」にも著者なりの見解を打ち出していること。 さすがに〈入門〉と断っているだけあ

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    taigo 2006/04/23
  • 小林標 『ラテン語の世界』 - 博物士

    小林標(こばやし・こずえ)『ラテン語の世界――ローマが残した無限の遺産』(中公新書,ISBN:4121018338)読了。 ひとまずこの一冊を読んでおけば,ラテン語の果たした(そして現在も果たしている)役割が把握できる。ラテン語の文法解説は最小限にとどめながら,ラテン語の特質を見事に浮き彫りにしている。確かな筆致には,全幅の信頼を寄せられよう。 著者が説くラテン語の〈強み〉の1つめは「増殖力」。 「言語資源の再利用の可能性,それは生命力の強さと言ってもよいと思うが,それについてはラテン語に勝る言語はない。」(102頁) と述べ,派生語*1を作る能力がラテン語の内部にあることでもたらされるダイナミズムを誇る。 〈強み〉の2つめは,「形式と意味の関係の論理性」。ラテン語では名詞は名詞の,動詞は動詞に特有の形式性があり,整然としたヒエラルキーが堅持される。 そして,次のようなセリフが飛び出す。

    小林標 『ラテン語の世界』 - 博物士
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    taigo 2006/03/17
  • LAPUTA :: el Castillo en el Cielo - 博物士

    英語版タイトルは Castle in the Sky となり、「ラピュタ」が タイトルから削られています。これは、ラピュタがスペイン語の La Puta(“淫売”あるいは社会に害毒を流すもの)からきているためです。 http://www.starleaf.net/~airami/laputa.htm なんということであろうか。直訳すると「天空の城・淫売」になるとは! http://d.hatena.ne.jp/another/20060304/1141443045 スペイン語を解するおたくの第一人者(プリンチェプス)たるこの私が,このようなことにも気づかず漫然と時を過ごしていたとは,何たる不覚。 確かに“la puta”(ラ・プータ)は,典型的な罵倒語です。現地では「オマエノカーチャンデベソ」あるいは「なんてこったぁ!」*1並に頻用されます。 ただし、劇中では「ラピュタ」という単語は使われ

    LAPUTA :: el Castillo en el Cielo - 博物士
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