印刷 関連トピックスリニア新幹線リニア中央新幹線の駅候補地案 JR東海は5日、2027年に開業する予定のリニア中央新幹線の東京―名古屋間のうち、長野県に建設する中間駅の候補地を高森町から飯田市北部とする計画を発表した。沿線の神奈川、山梨、岐阜の3県は6月に候補地を発表したが、長野県は地元との調整が長引き、発表が遅れていた。 候補地は天竜川西側の平地で、東京―名古屋間をほぼ直線で結ぶルート上に位置する。長野県には飯田・下伊那地域を中心にJR飯田駅への併設を求める声もあったが、建設費の面などから見送られた。高森町・飯田市北部に建設すれば、飯田駅に併設するよりも路線が約3キロ短くなり、建設費も500億〜600億円程度安くなる、という。 JR東海の水野孝則・中央新幹線推進本部副本部長は会見で「コスト面などを合理的に判断した。ていねいに地元に説明したい」と述べた。同社は今年12月には沿線の環境