23日夜11時ごろ、福井県の第3セクター「羽二重鉄道」福井駅構内で線路内に入っていた「撮り鉄」と呼ばれる鉄道ファン複数がはねられる事故があった。福井署によるとこの事故で12人が重軽傷を負った模様。 同署によると、23日夜11時21分ごろ、鯖江発福井行きの列車「うるち55号」を撮影しようと線路内に入った複数の男性が同列車にはねられたとの通報が入った。通報を受けた署員が駆けつけたところ、線路内で男性計12人が倒れているのを発見。まもなく病院に搬送された。 調べに対し、「うるち55号」の運転手は「進行方向にカメラを構えた肥満気味の気持ち悪い集団がいたので、ついはねてしまった」と話している。 最近、列車の撮影を目的とする、通称「撮り鉄」と呼ばれる鉄道ファンによって、列車が緊急停止しダイヤが乱れるなどのトラブルが相次いでおり、今月14日にはJR関西線河内堅上駅でも「撮り鉄」の運行妨害よって出発を見合