ゴーゴーヨコハマ号から飛び出したベイスたんたち。 その昔、ホームランを吹き返すために練習した、 「ベイスたんの、ぷーっ」がこんなところで役に立つとは。 ふわりふわりと、ハマスタのグラウンドに降り立つことができました。 大喜びのベイスたんですが。 なにか大切なことを忘れているような…… 「あやや!かみたまやよーー!!(ぷるぷるもちもちっ)」 「せっかくがんばってハマスタに着いたことを褒めようと思ったら、 船から脱走……いったい何を考えているのだ!」 「あっ、あっ、つい、できごころやよ! かんべんしてあげてほしいやよ~(ぺこぺこ)」 「ダメじゃ、ダメじゃ! ここにいたら、いろんなひとに迷惑をかけてしまうぞよ。 さあ、惑星ベイスターに帰るのじゃ。」 「……(ひそひそ)」 「…ん?きいているのか、ベイスたん?」 「……せーのっ」
「ベイスたん、だいすきな、なかむらノリせんしゅのサイン、 ほしいやよ~(ドキドキ)」 あ、そっか!野球場では、運が良かったら ベイスターズの選手に、サインがもらえるもんね。 「あ、あ、そうこうしているうちに、しあいがはじまったやよ!」 ああ、残念! だいすきな、ばんちょうとうしゅが投げたのに、 惜しくも負けてしまったベイスターズ。 「くやしいやよ!はがゆいやよ! やっぱり、ベイスたんが、おうえんしなくっちゃ… はやく、はますたに、いかなくっちゃ!(すくっ)」 再び立ち上がった、ベイスたん。 脇目もふらず、いちもくさんに走り出しました。 もう、どれぐらい走ったでしょうか。 気がつけば日付も変わり、 周りはすっかり明るくなっていました。 もう、ムリするから… 「だってだって、はますた、はやく、いきたいやよ! ぜったい、ぜったい、はますた、いきたいやよ!(うわーん)」 横浜スタジアムへ ようこそ
いのちの炎を燃やしながら、ハマスタへ走るベイスたん。 今季初の5連勝に心を踊らせながら… くやしすぎる大敗と、くやしすぎる最下位決定に 心を痛めながら… 風ニモマケズ 雨ニモマケズ…とはいかズ。 金城選手のホームランは出たけれど、 ドラゴンズにもマケズとはいかズ…。 ただベイスターズを応援したくて。ただ『ありがとう』といいたくて。 みんなで、ちからを合わせて、ハマスタへ走るベイスたんたち。 あれあれ?突然現れた、ツイッターの不思議な青いとりさん! どうやらベイスたんのフォロワーさんたちは、 「横浜DeNAベイスターズ公式Facebook」を見ろって 口々に言ってるみたい。 「あやや~、いったいなにごとやよか。 テレビさん、ふぇいすのぶっく、みせてほしいやよ」 すると… 「『かでんOK!』の、チケッツやよ!」 なんと、横浜DeNA公式フェイスブックのこの記事に、 「家電OK!チケット」と書か
トレーニング中の石井琢朗選手に、ピンチを救ってもらったベイスたん。 赤いユニフォームが大好きになりました。 「ベイスたん、はますたの、いしいせんしゅの、 2000ぼんヒッツのプレート、しってるやよ!」 「へぇ、ほんと?うれしいなぁ」 「たくろうせんしゅ、つおいやよ!やさしいやよ!」 「ありがとう、ベイスたん」 「もっと、ごかつやく、みたいやよぉ~(ぺくぺくっ)」 「ありがとう。でも、なかなかそうもいかないんだ」 石井琢朗選手は、やさしく、でも少しさみしそうに微笑みました。 クールに決めていた石井琢朗選手ですが、 試合が進むにつれてどんどん力が入ってしまい… とうとうベイスたんを押しのけての大応援になりました。 「ああ、残念。負けてしまったね…」 「くやしいやよ!かなしいやよ!」 「ベイスたんはベイスターズが本当に好きなんだね」 「ベイスたん、ベイスターズ、すきーー!!(ぴょーんぴょーん)」
「ひきわけのしうまい、ぜいたくやよ! でも、おほしさまが、いちばんやよ!(ぐぅ~)」 あらあら、なにか夢をみているのかな? 旅の疲れがでちゃったベイスたん。 月曜日は試合観戦をしただけで、ぐっすり眠ってしまいました。 そして、次の日。 出発前にシウマイをたべていた、そのときです。 なんとそばに置いてあったベイスたんのリュックが 奪われてしまいました! なんて悪いやつでしょう! 一生懸命追いかけるベイスたんたち。 しかし、追いつくどころかどんどん差は開くばかり。 しかし、そのときです。 ベイスたんたちを追い抜いた、ひとすじの赤い閃光! たちまちドロボウに追いつくと、その鍛えあげた腕で泥棒をひっつかまえました。 ~つづく~
「あやや~、たいへんやよ! ベイスたん、いっしょに、さがしてあげうー!」 「おお、ほんとうかね?うれしいね~、たすかるね~」 「(きらんっ)あっ、あっ、もしかして、これやよか?」 「あっ!ですね、ですね、それですね~!」 そうです、あのときテレビ解説で、ベイスターズのことを コテンパンに言っていた、あの達川さんです。 「あのときは、さんざん、いわれたやよ! くやしいやよ!かなしいやよ!!(びちゃびちゃびちゃ)」 「ちょ、ちょっと、ワケがわからんのぉ~。 とにかく話を聞きたいけん、ワシの車に乗りなさい!」 そして…… 「決してベイスターズが嫌いとか、そういうことじゃ絶対にないんよ。 むしろ、もっともっと強くなってもらいたいという、 激励の意味を込めて、言っとるつもりなんじゃ」 「あやや~、ほんと?」 「この達川、デッドボールの判定以外は、ウソを言ったことないんよ」 「今日は東京の仕事の合間
港で、わるい若者たちに囲まれたベイスたんたち。 いきなり、おほしさまを奪われちゃった!いったいどうなるの? (本日は2回更新です。前編はこちら) ベイスたんの怒りが大噴火! 若者たちは青ざめたようすで、物陰から飛び出してきました。 「ひぃ~!か、か、勘弁して下さい!」 「す、す、すみませんでした、ベイスさん!」 どうやらまた、謎の変形能力を発揮したようですが… 詳しいことは、わかりません。 ただただ、若者たちの怯えっぷりから想像するしかないようです。 「本当にすみませんでした、ベイスさん!」 「お詫びのしるしに、福岡まで案内させてください、ベイスさん!」 すっかり改心した若者たちは、 なんと福岡までベイスたんたちを送ってくれることになりました。 「うわーい、わかものたち、しんせつだぜ! ベイスたん、わかものたち、すきーーー!!(ぱららぱらら)」 よかったねぇ、ベイスたん! でも、ホント謎だ
残念ながら負けてしまったベイスターズ。 おやおや、アゴ割れ船長がなにか機械に入力しています。 「ベイスターズが負けてしまったうっぷんを、 インターネット上に書き込んでいるんだ。 他にもこの機械があると、ベイスターズに関する さまざまな情報を手に入れることができるんだよ。」 「あっ、あっ、きいたことあるやよ! ベイスたんも、ぱこそん、ほしいやよ!」 「そうだ、船で昔使っていた少し古いパソコンなら倉庫にあるかも。 ちょっと待っててね」 「少しずつ種類が違うんだ。 このウインドウズVistaなんて、 ついこの間まで使っていたものだから、まだまだ使えるよ。 えーっと、ほかにも…」 「あ、これがいいやよ!」 ベイスたんは、ひとつのパソコンを指さしました。 「ええ、これかい?これはちょっと……」 「ベイスたん、これが、いいやよ!これが、いいやよ!」 「う、うん。わかったよ」 「よし完成だ。さあ、起動さ
「やあ、無事に離陸することができたね。」 アゴ割れ船長はすこしホッとした様子で言いました。 「でも、まだ気は抜けないよ。」 「じつはボクたちが住む惑星ベイスターの周辺は 磁気嵐が強烈で、一瞬にして通り抜けないと、 すごく危険なんだ」 「あやや~、きけんは、あぶないやよ!」 「だからこれから空間をゆがめて 一週間先の地点まで一気に進むんだ。 当然、中の時間も一週間分一気に進むから、 おなかがペコペコにならないように、 しっかりシウマイをたべておいてね」 あ、ベイスたんのたくわえがゼロになっちゃった。 なんだか、せつないね…。 「心配しないで。 一週間のあいだに獲得したシウマイやおほしさまは、 あとでまとめてもらえるからね」 「おふねのなかでも、おほしさまや、シウマイはもらえるやよか?」 「うん、もちろん貰えるし、テレビの電波も受信することができるよ。」 船内にはあやしい警告音が鳴り響きます。
「ベイスたん、その後の具合はどうだい? しっかりベイスターズを応援しているかい?」 「してるやよ!してるやよ! マリンせんせい、あのときは、 おせわになったやよ!(ぺこり)」 「うんうん、感心だね。あ、それはそうと…。 聞いた話によると、おほしさまがすこし 足りないんだって?」 「すごく、かっこいい、マークやよ! ベイスたん、ダブリュのマーク、すきー!!」 「気に入ってくれて、うれしいな。 その「W」は横浜大洋ホエールズの… うん、まあ説明は今度でいいや。 とにかく、この間中村ノリ選手がベイスたんに “うしさんのマークのおほしさま”をあげただろ? あれと同じことさ」 「あやや~、よくわからへんやよ!でも、でも…」 まだ幼いベイスたんは、このマークの意味を知りません。 それでもマリン先生のあふれるやさしさは しっかりと伝わっているようでした。 そうです、以前ベイスたんのところに 厳しい取り立
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