「どうしてこんなに早く?」 日が上り始めたころに廃人は起きる。 ネトゲ廃人「昼間は狩場に人がいますからね。これくらい早く起きないと空いてないんですよ」 「辛くはないんですか?」 ネトゲ廃人「まぁ、最初は嫌でしたよ(笑)。でもこの仕事を続けるうちにどんどん苦にならなくなっていったんです」 そういいながら淡々と狩りを続けている。一般プレイヤーでは到底狩りきれないような数も職人はものの数十秒で片付けてしまう。 何気ない狩りの一つでも職人技が光る。 いつもはこんな風に狩りを? ネトゲ廃人「いえ、いつもはipodで曲を聴きながら狩ったり、某掲示板のスレを覗いたりしながら狩っています」 「ですが後者は初心者にはお勧めできませんね。スレに見入って全滅する時もあるんですよ(笑)」 このお仕事を始めたきっかけは? ネトゲ廃人「友人に勧められて始めました。今は僕のギルドの一員になってます」 小鳥の囀りが聞こえ