安堵町の極楽寺周辺を歩いていて気付いたんですが、胡内(こうち)さんという名前の表札が妙に多いのです。 奈良県内ではこういう光景によく出くわします(笑) 桜井市の箸墓古墳周辺にも的場姓が多いことに気付かされます。以前に法事予約でご来館頂いた桜井市箸中の的場さんにお伺いしたのですが、的場姓が多いのは織田城の名残りで、弓を射る射的場がたくさんあったとのことでした。 極楽寺の広島大仏。 胡内姓は奈良県によく見られます。 関連姓は越智氏だということですが、愛媛県の伊予国越智郡が起源になっています。 越智と胡内、考えれば考えるほどその関係が気になります。 極楽寺の近くで見つけた胡内姓の表札。 奈良の高取町に越智(おち)という地名があったのを思い出し、本棚の「奈良の地名由来辞典」を引っ張り出してみました。 以下、引用させて頂きます。 越智には能楽観世座の流れをくむ越智座があり、十郎元雅が父世阿弥元清に疎