唐沢俊一検証Blogから 唐沢俊一『猟奇の社怪史』(ミリオン出版)P.108の引用。 チャップリン後期の代表作に『殺人狂時代』(一九四七年)があるが、ここでチャップリン演じる殺人者アンリ・ヴェルドゥが処刑台に上がる前に言うセリフ「一人を殺せば犯罪者だが、百万人を殺せば英雄だ」という言葉は、多くの名言集にチャップリンの言葉として引かれているが、実はギリシアの哲学者エラスムスの言葉だそうである。 「一人を殺せば〜」という言葉はエラスムスではなく、本当は、奴隷貿易に反対したことで有名な、英国国教会のビールビー・ポーテウス主教の詩「Death」からの引用だ。 まあ、そんなことは普通知らないから、知らなくてもいいとして、問題なのは、高校を出ているなら知ってなければいけないことを唐沢が知らないということだ。 高校の倫社で、ルネッサンスのキーパーソンとして登場するのがオランダの人文主義者エラスムスである
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