無償の愛や破滅的な愛にあこがれます 取材・文:内田涼 写真:鈴木徹 昨年の第8回東京フィルメックスのコンペティション部門に出品され国内外の映画ファンをうならせた映画『接吻』。本作の主人公で、狂気とも受け取れる愛を貫くヒロイン京子を熱演するのは、バラエティー番組はもとより映画、テレビドラマ、舞台と幅広く活躍している小池栄子。普段の明るいイメージを封印し、体当たりで女優魂を見せ付けた彼女に、役作りや撮影現場の様子、そして作品が問いかける愛の形について話を聞いた。 ADVERTISEMENT 出演を断ろうと思ったほどの難役Q:殺人犯を愛してしまうヒロイン。演じる上で、抵抗はありましたか? 確かに最初は、京子という女性に対して抵抗がありました。脚本を読ませていただいて、面白いと思ったんですが、やっぱり、役柄を愛せなければ自分で演じることはできませんから、出演はお断りさせていただいたんです。 Q:改
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