遅速で全然読み進めることができないのだけど、S&PのCase-Shiller Home Price Indices(米国の住宅価格をトラックするインデックス)をつくったShillerの著書、"The Subprime Solution"を読んでいる。で、この本の冒頭で何故バブルが起きるのか、ということについて解説をしていて、バブルが起きるときに共通して語られる言説があるそうだ。それが「新時代(new era)」という言葉。新時代という訳語でニュアンスがあってるか微妙なところだけど。 どのような市場も、基本的には先行きを読むことはできない。明日は値が上がっているかもしれないし、下がっているかもしれない。村上春樹的な表現を使えば、絶対に値上がりする市場は存在しない、完璧なアナリストが存在しないように、ね。 けれども、2000年から2004年にかけての米国住宅市場は違っていた。市場はずっと右肩上
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