宮崎県での2次キャンプを終えたJ1ヴァンフォーレ甲府(VF甲府)は16日、空路で東京へ移動したが、降雪の影響で山梨県内へ移動する交通機関が復旧していないため、都内のホテルで足止めとなった。 当初は17、18日とオフを取り、3月1日の開幕に向け19日から県内で再始動する予定だったが、練習場も雪で使えるめどが立たないため、都内から直接、静岡市へ移動し、かつてJ1清水が使用していた「清水蛇塚グラウンド」でミニキャンプを張ることを検討している。 ただ、練習用具を甲府市へ搬送しているため、通常のトレーニングは困難な状況。城福浩監督は「例年通りの準備ができないことは覚悟している。これからはいかにコンディションを下げず、開幕を迎えられるかどうかが大事」と話している。〈伊藤直樹〉