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2017年8月15日のブックマーク (3件)

  • 宮沢和史「僕らは今こそ、日系移民の歴史から学ぶべきだ」 | CONTOUR 2017 講演録

    僕がブラジルに行くようになって、もう20年以上になります。1994年リリースの『風になりたい』という曲は、サンバをベースにしているということもあって、ブラジルによく通うようになりました。 当初は、かつおだしでつくったこの俺の音楽が、あの辺の人たちに通用するかな、という思惑があった。でも、行けば行くほど目を合わせるのが、日系の方々なんです。 以来、ブラジルに限らず、アルゼンチンやペルーなど、いろんな国の日系の方々と関わることは、僕のライフワークの一つになっています。なぜならば、彼らから学ぶことがたくさんあるからなんです。

    宮沢和史「僕らは今こそ、日系移民の歴史から学ぶべきだ」 | CONTOUR 2017 講演録
  • 実家を大掃除した

    諸用あり帰省した。 祖父母の元気がいよいよなくなってきているという母親の脅しもあり、高い飛行機のチケットを買った。 「実家で羽を伸ばしてきてね」 という同僚たちの声かけがありがたかったが、帰省には内心うんざりしていた。落ち着けないなと思った。自分がこの世で心底落ち着ける場所は、もはや東京都北区6畳ワンルームの寝床のなかだけな気がしていた。 家族はあまりきれい好きではなくて、というか掃除が大嫌いだから、実家は埃まみれで汚い。もともと自分は不潔な子供だったと思う。お風呂も2日に1回だったが、それが当たり前だと思っていた。 けれども実家がゴミ屋敷めいて汚くなり始めたのは、大学進学に伴って家を出てからだ。自分が関東の大学に進学し、学費のため母親が働くようになり、家の隅々まで気がまわらなくなり汚くなった。つまりは自分のせいだ。 学生となり帰省したある夏、自分の部屋に、お菓子をべたあとのごみがうず高

    実家を大掃除した
  • ドカベン31巻のすごさについて言いたくて……夏 | マンバ通信

    最初に結論を言いますね。 「ドカベン」31巻は、「ドカベン」シリーズ史上最高の巻である。 水島新司「ドカベン」31巻 (少年チャンピオン・コミックス) 自分と「ドカベン」との出会いは高校生のとき。古市で32巻セットを買って、そのときはそれが全巻セットだと思っていたんですけど、32巻は殿馬が世界的な指揮者アルベルト・ギュンター氏のもとへ旅立つところで終わり。調べたら、チャンピオンコミックスの「ドカベン」って全48巻なんですよ。「古売った人、中途半端なところで買うのやめたんだなー」と思いながら、続きを買い足し、48巻まで読み切ったとき。 とつぜん売り主の気持ちがわかってしまったのです。 「31巻だ。31巻があまりにもよすぎたから、それ以降のストーリーが色あせて見えて、買う気がなくなってしまったに違いない」と。 売り主の気持ちというか、つまりは僕の気持ちなんですけども。 もちろん31巻以降も

    ドカベン31巻のすごさについて言いたくて……夏 | マンバ通信