ファイル共有を目的としてWindows Serverを導入した場合、Active Directory(AD)を利用しないということはまずありえない。 ここまでは、WORKGROUPサーバーとしての簡単な設定手順を書いたが、全ての役割と機能を削除して、ADを入れてみた。 ADは、Windows Server 2008R2では、複数の役割に分割されている。最初にAD DSを導入しなくてはならない。 ネットワークの設定変更 コンピュータ名(hq-fs01)の設定、静的IPアドレスの設定(以下の例では、192.168.11.2)は済ませてあるとする。 DNS(正確には、ADの情報を格納するためのDynamicDNS)が一緒にインストールされるので、サーバーのDNSを変える。 「ネットワークと共有センター」を開く。 「アダプターの設定変更」で「ネットワーク」を選択して右クリック。プロパティーを表示す