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2014年5月29日のブックマーク (1件)

  • 真言

    修験道では九印に毘沙門天、十一面観音、如意輪観音、不動明王、愛染明王、正観音、阿弥陀如来、弥勒菩薩、文殊菩薩などを地仏として配当する説がある。陰陽道に行くと、青龍、白虎、朱雀、玄武、勾陳、帝台、文王、三台、玉女、と唱えます。 歌舞伎の勧進帳の中の一場面。富樫と弁慶の問答の中にも九字の真言が登場いたします。 「九字の大事は深秘にして、語り難き事なれども、疑念を晴らさんその為に、説き聞かせ申すべし。それ九字の真言といつぱ、所謂、臨兵闘者皆陣列在前の九字なり。 将に切らんとなす時は、ただしく立って歯を叩くこと三十六度、先づ右の大指を以って四縦を描き、後に五横を書く。 その時、急々如律令と呪する時は、あらゆる五陰鬼、煩悩鬼、まった悪魔外道死霊生霊、立ちどころに亡ぶること、霜に熱湯を注ぐが如し。 実に元品の無明を切るの大利剣、莫耶が剣もなんぞ如かん。 武門にとって呪を切らば、敵に勝つこと疑いなし。