日本IBMは4月15日、ソフトウェアベンダやシステムインテグレータがアプリケーションを仮想アプライアンスとして提供することを支援する拠点、「仮想アプライアンス・センター」を同日に設立すると発表した。ベンダ中立的な標準を、日本IBMが推進する理由は何なのだろうか。 日本IBMは4月15日に、ソフトウェアベンダやシステムインテグレータがアプリケーションを仮想アプライアンスとして提供することを支援する拠点、「仮想アプライアンス・センター」を同日に設立すると発表した。これは日本独自の取り組みという。 「仮想アプライアンス」という言葉は、何らかのソフトウェアを仮想マシンとして流通させることを表現するために使われている。日本IBMが今回の発表で意図しているのは、複数のアプリケーションコンポーネントで構成される「業務」アプリケーション製品を、単一のパッケージとして流通させることの促進だ。 具体的には、主
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