論文で使おうと思ってマーケティングの入門レベルの教科書を15冊ほど読んだのですが,ネタがボツになった(悲)のでブログに放出します。経営学者がガチで選ぶ,初心者(学部1年生・2年生)向け,独学におすすめなマーケティング教科書(入門レベル)です。 どうやって選んだ15冊? まずは調査対象となる15冊をどう選んだのかについて。新しくて最新の知見が載っている教科書?違います。教える立場のプロである経営学者の感覚として,重要なのは改訂されていることです。書き手であるマーケティングの先生は一生懸命教科書を書くのですが,「やっぱり直したいところ」「やっぱり書き足したいところ」「時節と合わなくなった」キリがありません。そこで改訂版を出すときにはいろいろと修正をするわけです。 改訂版を出すということは,①ある程度初版が売れている,②つまり継続的に授業などで使っている可能性が高い,③授業で教えるうちに気づいた