ブックマーク / plaza.rakuten.co.jp/isyamazaki (10)

  • 第140回 「素人の株式投資」が陥りやすい10の難点その1 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

    2010年12月17日 第140回 「素人の株式投資」が陥りやすい10の難点その1 カテゴリ:カテゴリ未分類 あるライターの方(マネー運用がご専門ではない)と話をしていたら、架空のケースなのだが、次のようなケースについてどう考えるべきか、教えて欲しいと質問された。 Q.ライターさんの質問 ある投資家が10銘柄の株式に投資している。10銘柄のうち、4銘柄の値動きが悪いので、彼は、これらを売却して、その資金を、残りの6銘柄のうち、値動きのいい銘柄2つに追加投資しようとしている。彼の判断は正しいか? 答えを考えてみるうちに、彼の質問の中には、素人投資家が陥りやすい誤りが満載されていることに気づいた。 一般論として、素人は下手で、プロは上手いと、運用成績面で言えるわけではない。しかし、素人投資家の一定割合には、「いかにも素人的」で明らかに不合理、又は、非合理的である可能性が大きな、共通の投資の癖が

    第140回 「素人の株式投資」が陥りやすい10の難点その1 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
  • 第130回 大学の「金融資産運用論」の春学期授業が終わった - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

    2010年07月16日 第130回 大学の「金融資産運用論」の春学期授業が終わった カテゴリ:カテゴリ未分類 リターンとリスクは自分で計算せよ! 既報の通り、筆者は、今年の春から、獨協大学で「金融資産運用論」と題する授業を担当してきた。対象は学部の学生達で、2年生から4年生までの学生 だった。多少は予備知識があった方がいいだろうということで、1年生を外した。春学期は、全部で14回の授業予定があったが、全ての授業を7月15日に終 了した。 大学の学生の場合、一般の大人向けよりは、理屈っぽい内容でよかろうとも思ったが、運用業界の人と同じ前提知識はないはずなので、どのくらいの難し さがいいかの加減が難しかった。 授業では、大まかに、投資に関する理論を理解するための基礎知識を教えた後で、「市場の効率性」に関する現実的な姿や、行動ファイナンスによるモダ ンポートフォリ理論への批判を教えて、合理的な人

    第130回 大学の「金融資産運用論」の春学期授業が終わった - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
  • 第113回 個人投資家が外国債券に投資する条件 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

    2009年11月06日 第113回 個人投資家が外国債券に投資する条件 カテゴリ:カテゴリ未分類 ■外国債券の投資商品 筆者は、これまで個人投資家が外国債券に投資することに対して不賛成だった。個人的には、「外国債券」は決して嫌いな資産クラスではない(かつてバランスファンドを運用する際にライバルよりもかなり多めに外債を組み入れたことがある。ただし、為替リスクはフルヘッジだった)。 しかし、個人が外債に投資しようとすると、個別の債券に投資することについては、 * (1)信用リスクの判断が個人には難しい(格付け会社は信用できない) * (2)基的に業者間取引となるため市場価格が分からないので「値ざや」を抜かれやすい * (3)為替でも大きな手数料を取られることがある といった難点がある。 外国債券を組み入れる投資信託なら上記の問題の多くが解決するが、今度は、信託報酬だけで1%を超えるような商品

    第113回 個人投資家が外国債券に投資する条件 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
    taka-oh
    taka-oh 2009/11/15
    外債の組み入れについてポートフォリオの計算から。期待リターン1%程度なら不要、期待リターン2%程度ならリスクに応じて入れてもいいか。自分には今のところ不要か。
  • 第111回 長期投資は儲からないのか? - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

    2009年10月02日 第111回 長期投資は儲からないのか? カテゴリ:カテゴリ未分類 「必ず儲かる」わけではない 最近、ある編集者から「長期投資は儲からない」というタイトルでを書かないかという提案があった。この場合、長期投資は、主に株式への長期投資を指している。証券会社の社員としては「長期投資なら(たぶん)儲かります」という一言は否定せずに取っておきたいところなので、気の進まない企画だが、としては売れそうなインパクトのあるタイトルだと思った。 確かに、現時点までの日の株価を見る限り「長期なら必ず儲かる」というイメージは湧きにくい。 20年前を振り返えると、1989年9月末の日経平均は3万5千円台だった。バブルのピーク近くの株価と現在の比較だから、相当に不運なケースを計測していることになりそうだ。しかし、20年というと、個人の人生にとっては相当に長い。身近なところに反例があることは

    第111回 長期投資は儲からないのか? - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
  • 第104回 退職後の個人のお金の運用の要点(上) - 山崎元のホンネの投資教室 - 楽天ブログ(Blog)

    2009年06月19日 第104回 退職後の個人のお金の運用の要点(上) カテゴリ:カテゴリ未分類 今回は、退職後のお金の運用に関して、主な注意をまとめてみたい。読者ご自身が退職者あるいは退職予定者である場合にお役に立つものにすることはもちろん、読者の親・兄妹・親戚・友人などにプリントアウトして配りたくなるような「退職後のお金の運用の覚え書き」となるような内容を目指す。 まず、はじめに原則を列挙しよう。原則は10原則プラス番外1個にまとめたが、今回は前半の5個の原則をご紹介する。次回に、後半の5原則と、「番外」の心得を説明する。 前半は「考え方」的なものが多く、後半に直裁で具体的な原則が多い。 <退職後のお金の運用のための10原則(前半の5個)> (1)基は普通の運用と同じ。退職後だからといって特別な方法はない (2)追加的な稼ぎに制約があることが唯一の特徴 (3)退職金が振り込まれた銀

    第104回 退職後の個人のお金の運用の要点(上) - 山崎元のホンネの投資教室 - 楽天ブログ(Blog)
  • 第103回 正しい運用判断のための5原則 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

    2009年06月05日 第103回 正しい運用判断のための5原則 カテゴリ:カテゴリ未分類 先日、筆者は主に年金基金に向けた講演を行う機会があった。年金基金(特に日の)は、正直なところ何とも微妙な存在で、資産運用を専門に行う組織であり、運用のプロであることは間違いないのだが、運用会社から見ると「同業のプロ」というよりは、大口の顧客、つまり「お客さん」だ。この“お客さん” は、数千億円、場合によっては1兆円を超える金額を運用しているのだが、困ったことに、個人投資家がよく陥るのとあまり変わらない質的レベルの運用上の間違いを犯しがちだ。 講演では、年金基金が陥りやすい幾つかの間違いを指摘したのだが、この際に、「正しい判断のための5原則」と題した、判断の原理集を掲げてみた。個人投資家にも参考になるかと思う面があるので、今回は、これをご紹介する。 「人のふり見て、我がふり直せ」的な読み方をしていた

    第103回 正しい運用判断のための5原則 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
  • 第百回 アクティブファンドに関する事実の確認 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

    2009年04月17日 第百回 アクティブファンドに関する事実の確認 カテゴリ:カテゴリ未分類 ■「日経済新聞」(2009年4月12日)の記事 4月12日(日曜日)の「日経済新聞」(第13面)の「SUNDAY NIKKEI」に「今さら聞けない投資の基礎(中)」として、主に投資信託の保有コストに関するデータと説明が載っていた(執筆者は田村正之編集委員)。日曜日の同紙は長年、投資に関する説明を載せているが、今回の記事の内容は特に重要であり、資料性が高い。読者には切り抜き保存をお勧めしたい。 お手元に「日経済新聞」がない方もいらっしゃるだろうから、今回は、記事が取り上げたデータを紹介しつつ、ポイントを整理しよう。 記事は、主にデータから、(1)ファンドの保有コストが利回りに与える影響、(2)投信のタイプ別の保有コスト、(3)TOPIXを上回ったアクティブファンドの比率、(4)保有コストと投

    第百回 アクティブファンドに関する事実の確認 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
    taka-oh
    taka-oh 2009/04/21
    アクティブファンドについて。今まで言われていたことの確認といった感じか。
  • 第八十八回 個人の資産運用における人的資本とライアビリティ - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

    2008年10月17日 第八十八回 個人の資産運用における人的資とライアビリティ カテゴリ:”マネー運用感覚”速習入門講座 (1)人的資 (2)ライアビリティ (3)総合的に考えると 個人が資産運用を考える場合に、現在、明白に持っている財産と負債の他に、資産・負債それぞれの潜在的な可能性について考えることが重要だ。今回は、この問題を考えるために有用な「人的資」と「ライアビリティ」の二つの概念について考えてみたい。 (1)人的資 人的資とは、厳密に測ることができるものではないが、将来獲得可能な収入を現在価値で評価したもので、「自分の株価」のような概念だ。「サラリーマンはカラダが元手だ」などとよく言われるが、たいていの人は何らかの人的資を持っている。 たとえば、150万円の普通預金と300万円のETFとを持った30歳のサラリーマンは、人の仕事や能力にもよるが、たとえば1億円を超え

    第八十八回 個人の資産運用における人的資本とライアビリティ - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
    taka-oh
    taka-oh 2008/10/17
    人的資本と将来の負債(ライアビリティ)のバランス
  • 第六十七回 バブルを成長させる三条件 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

    2007年11月16日 第六十七回 バブルを成長させる三条件 カテゴリ: 「ホンネの投資教室」 目下話題のサブプライム問題も考えてみるとバブルの一種だ。多数のサブプライム・ローンを証券化して組み込んだ商品(CDOやABCP)を、安定した高いリターンがあると見なして来の価値以上の価格が形成されていたからだ。そして、一般に、バブルが育つためには、三つの条件が必要だと筆者は考えている。 ■条件の1.金融の緩和 一つ目は「金融の緩和」だ。あるいは「信用の容易な拡大」ということでもいい。80年代後半の日の株価・地価バブルの場合、87年のブラックマンデー以降の日銀の低金利政策が重要な役割を果たしたことがよく指摘される。確かに、低金利でお金を借りやすい状態は多くの人々が株式や不動産などの購入に向かいやすい前提条件の一つだ。また、もう少し細かく見ると、たとえば不動産を担保にした借金でまた不動産を買うと

    第六十七回 バブルを成長させる三条件 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
    taka-oh
    taka-oh 2007/12/03
    ■金融の緩和■リスクの誤認■もうけている小悪党
  • 第六十六回 個人投資家ポートフォリオのリスク内訳の例 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

    2007年11月02日 第六十六回 個人投資家ポートフォリオのリスク内訳の例 カテゴリ: 「ホンネの投資教室」 「資産形成のために数銘柄の株式を保有している」という想定の個人のポートフォリオのリスクは、2007年秋現在、どのような状況になっているのだろうか。今回は架空だが具体例を挙げてポートフォリオのリスクについて説明してみたい。 ■市場リスクの拡大 筆者は「まず、業種のちがう3銘柄に分散投資することから始めてみて下さい」と初心者向けの株式投資について説明することが多い。そこで、適当に3銘柄選んでみた。キリン1000株、トヨタ200株、ファナック100株の組み合わせでポートフォリオを作ってみたが、下の(図1)は、これを日立製作所のRiskscopeというマルチ・ファクターモデル(数十のファクターで株式ポートフォリオのリスクを分析するソフトウェア)で分析してみた画面の一部だ。 なお、これらの

    第六十六回 個人投資家ポートフォリオのリスク内訳の例 - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
    taka-oh
    taka-oh 2007/11/13
    10銘柄程度でリスク分散できるとする記事。ただし、分野を分散させる等の注意はある。
  • 1