成毛眞×瀧本哲史【第2回】恥を捨てバカを代表できる少数の優秀な編集者が時間をかけて本を作るべき honto「新書サミット2014」キックオフイベント ⇒【第1回】はこちらからご覧ください。 柿内: 実は今回のキックオフイベントに合わせて、講談社現代新書、中公新書、岩波新書の編集長さんに、それぞれ自分のレーベルで「大学生にぜひ読んでもらいたい3冊」というのを選んでもらいました。 成毛: 何だか難しそうな感じですね(笑)。講談社現代新書のほうは『タテ社会の人間関係』、もう1冊は『戦争の日本近現代史』、3冊目は『独立国家のつくりかた』。中公新書のほうは『入門!論理学』、『人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか』、『南京事件―「虐殺」の構造』。岩波新書は『生きる意味』、『日本のデザイン――美意識がつくる未来』、『世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて』……このセレクションは間違っ