不動産投資を行う(これから始める)のであれば「利回り」という言葉を一度は聞いたことがあるだろう。 投資家の中には利回りこそがもっとも重要だと思っている人も少なくない。実際に、利回りは投資基準としてひとつの判断材料になるのは確かだ。しかし、不動産投資をするには利回り以上に重要なポイントも存在する。 投資目的とは、「何のために不動産投資をするのか」という事であり、資産形成や節税等のことだ。不動産投資を成功させるためには、物件選別する前に投資目的を明確にしておく必要がある。 『もう失敗したくない!資産形成や節税など「投資目的」に合わせた不動産投資法』でも詳しく話しているが、資産を増やしたい人が金融機関からの評価が低い物件に投資をしては効果が高い投資とはならないだろう。 対して、相続・贈与税等の税金を抑えたいのであれば、評価額が低い物件へ投資をするべきと言える。 このように目的を誤る、もしくは定め