少し前まで、都心で駅から徒歩圏でも表面利回り7~8%という収益物件もあったが、現在は価格が高騰しており、今その利回りを確保するためには、都内の江戸川区、神奈川県の横浜市など、都心から周辺部の物件へと移っている傾向にある。 そのような状況があるためなのか、ここ最近では収益物件を求めて、福岡市が熱視線を集めているのだ。東京から収益物件を求めにくる動きが過熱している。 しかし、なぜ福岡・博多の不動産が過熱するほど人気なのだろうか。今回は、不動産投資先として魅力がある「福岡・博多」の人気の理由に迫る。 2015年7月1日時点の推定人口は、約153万人。東京、横浜、大阪、名古屋、札幌、神戸に次ぐ、日本第7位のポジションにある。しかも、福岡市は大都市の中でも一、二を争う人口流入が続いており、この10年で10万人以上増加中だ。また、若者世代(15~29歳)の多さも、福岡の「活気」を象徴している。その比率