電気通信事業者協会(TCA)は、2009年のユニバーサルサービス制度の負担金について、月額8.4円にすることで総務省から認可を受けたと発表した。 ユニバーサルサービス制度は、NTT東西の固定電話(加入電話)や公衆電話、110番などの緊急通報を維持するため、赤字を補填する目的で、ユーザーが補填金を負担する制度。2007年より導入され、当初は月額7.35円だったが、2008年は補填額が下がったことから月額6.3円となった。ユニバーサルサービス制度では、半年に一度、負担額を見直すことになっているが、今年4月の見直しの際には、NTT東西への配分額が若干変更されたものの、単価は月額6.3円で据え置かれていた。 2009年の負担額についてTCAでは、総務省に対して9月22日に認可申請を行った。申請を受け、総務省では情報通信行政・郵政行政審議会に諮問し、11月25日、「認可が適当」と答申を受けた。その結