2015年3月23日のブックマーク (1件)

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    2-3 異なるフォント同士を組み合わせる 文=和田由紀子 和文書体は英数字が苦手 「ページタイトルや見出し画像の文字組みをキレイにつくりたいのに、和文書体の英数字はかっこ悪くて使いづらい」という経験をお持ちのデザイナーの方は多いのではないだろうか。たとえばモリサワの「新ゴ」。このフォントはシステマチックな雰囲気を持つ現代的なゴシック体で視認性が高く、デザインの現場はもちろん、駅名標などの公共のサインにも多用されるフォントのひとつだ。しかしながら、そのようなメジャーなフォントでも漢字やひらがなの絶妙なバランスに比べて、英数字は太った感じの角張った字面になってしまう。これをそのまま使用すると、英数字の部分が妙に場所を取っているように見え、全体的にまとまらない散漫な印象になるのだ【1】。 和文書体の英数字がこのようになってしまうのには、実は訳がある。英文の文字組みがつねに横方向であるのに対し、和

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